2017年 日本地衣学会第16回観察会

本年の学会主催観察会は,山地性・亜高山性の地衣類の産地として古くから有名な奥日光の中でも,地衣類観察に適した場所を選びました. 湯ノ湖(標高1480m)は白根山の東,奥日光でも奥部に位置する湖です.周囲を一周する約3kmの散策路沿いの木々に着生する地衣類を観察できます. 戦場ヶ原(標高1390m)は、男体山の噴火によりせき止められてできた,中禅寺湖と湯ノ湖の中間に位置する広大な湿原で,遊歩道が整備されています.湿原の中のズミの幹や枝,湿原の周囲のカラマツの幹には数多くの大型地衣が見られます。

☆開催日

2017年9月2日(土),3日(日)

☆場所

奥日光(湯ノ湖周辺と戦場ヶ原周辺)(栃木県日光市,1/2.5万地形図「男体山」)
*自然公園内につき,採集は禁止されています.

☆講師

原田 浩 先生(千葉県立中央博物館)

☆世話人

坂井 広人(栃木県立博物館、地域活性化委員 関東,t-sakaih02[a]pref.tochigi.lg.jp
木下 靖浩(地域活性化委員 関東 ponkichi[a]mtj.biglobe.ne.jp)
綿貫  攻(地域活性化委員 関東,wat.n.osamu[a]gmail.com)
([a]を@に置き換えて下さい)

☆日程

2017年9月2日(土)
12:00 集合:東武日光駅(昼食をすませて御集合下さい)
13:00 現地着
13:00-16:30 観察(湯ノ湖周辺)
17:00 宿着
2017年9月3日(日)
9:00 宿発,車で移動→赤沼車庫駐車場に駐車
9:20-12:00 戦場ヶ原~小田代原で観察
12:00-12:30 昼食
12:30-15:00 小田代原~戦場ヶ原で観察
15:00 赤沼車庫駐車場から車で移動
16:30 解散:東武日光駅

☆宿泊

奥日光倶楽部 山の宿(全館貸し切りの予定)
〒321-1662 栃木県日光市湯元2549-3
http://www.okunikko.com/access.html
硫黄温泉で、24時間源泉かけ流しの宿です.

☆参加費

15000円(1泊2食・2日目弁当・入湯税含む)

☆定員

20名(先着順,会員に限らせていただきます)

☆申込み

世話人綿貫(wat.n.osamu[a]gmail.com)まで,電子メールで申し込んで下さい.氏名,交通手段(公共交通機関・自家用車・自家用車同乗等),できれば当日連絡可能な携帯電話番号をご連絡下さい.折り返し,参加の可否をご連絡いたします.
また,車の方は同乗させていただける場合,同乗可能人数をお知らせ下さい.
バスでの観察地への移動は困難なため、車をだして頂けると助かります.
なお,申し込みは学会員に限定させていただきます.

☆締切り

2017年8月4日